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企業配送を外注するメリットとは?自社配送との費用・管理負担を比較

CORPORATE DELIVERY GUIDE

自社で配送を続けるべきか。それとも、配送会社へ外注すべきか。

企業の配送業務は、荷物を運ぶだけでは終わりません。ドライバーの採用や欠勤対応、車両の整備、納品先ごとのルール管理など、見えにくい業務負担も生じます。一方、外注すれば必ずコストが下がるわけでもありません。

この記事では、自社配送と外注配送の費用・管理負担を比較し、どのような企業に外注が向いているのか、委託前に何を確認すべきかを軽貨物配送の現場視点で整理します。

01 / THE DIFFERENCE

自社配送と配送外注は何が違う?

自社配送は、荷主企業が自社の従業員や車両を使って納品する方法です。配送外注は、荷物の運搬を外部の配送事業者に委託する方法を指します。外注の範囲は、毎日のルート配送から、週数回の店舗間配送、繁忙期だけの増車までさまざまです。

比較項目 自社配送 外注配送
人員確保 採用・勤怠・代替要員を自社で管理 契約範囲に応じて委託先がドライバーを手配
車両関連 購入・リース、保険、車検、整備などを自社で管理 委託内容により自社保有車両を減らせる場合がある
日々の調整 配送変更を社内で直接調整しやすい 変更連絡・対応条件を委託先と取り決める必要がある
費用の特徴 稼働が少ない日も固定的な負担が残りやすい 日額・時間・コース等の契約内容に沿って発生
品質管理 自社で直接教育・指導 納品ルール・連絡体制・責任範囲の共有が必要

どちらが適切かは、配送量の安定性、配送コース、必要な時間帯、車両の使用状況によって変わります。

02 / BENEFITS

企業配送を外注する4つのメリット

BENEFIT 01 採用・欠勤対応の負担を分散できる

ドライバーを自社採用する負担を減らせる可能性があります。ただし、欠員時の代走体制は委託先ごとに異なるため、契約前の確認が必要です。

BENEFIT 02 車両維持の負担を見直せる

自社便の縮小により、車両の保有台数や保険・整備管理を見直せる場合があります。既存車両の契約残期間も含めて検討します。

BENEFIT 03 配送量の変化に合わせて依頼できる

固定の定期便だけでなく、週数回の配送や繁忙期のスポット便など、業務量に応じた依頼方法を検討できます。

BENEFIT 04 営業・店舗運営など本業に集中しやすい

営業担当者や店舗スタッフが納品に出ている場合は、配送を外部へ任せることで本来の業務に使える時間が増える可能性があります。

03 / COST

自社配送と外注費用の比較方法

自社配送と外注配送を比較する際は、委託先から提示された「1日あたりの料金」とドライバーの給与だけを比べないことが大切です。実際の比較では、以下の項目を同じ期間・同じ配送条件にそろえます。

自社配送で確認する費用 外注する場合に確認する費用・条件
ドライバーの人件費、会社負担の社会保険料など 委託料(日額・時間制・コース制など)
車両購入・リース・減価償却等 追加稼働・待機・残業時の料金
任意保険、車検、修理、消耗品 高速道路料金、駐車料金等の負担
燃料、高速料金、駐車料金 配送範囲変更・増便時の条件
採用・教育・配車調整などの管理工数 社内で引き続き必要な指示・確認工数
比較のポイント

たとえば「毎日1台が長時間稼働するルート」と「週2回だけ発生する納品」では、費用構造が異なります。自社車両が高い稼働率で使われている場合、外注しても必ず割安になるわけではありません。まず現状の月間総費用と、外注後に実際に削減できる費用を分けて整理しましょう。

※ここでは架空の相場や「必ず何%削減」といった数字は示していません。実際の見積もりは距離、拘束時間、配送件数、荷物、納品条件などによって異なります。

04 / WHEN TO OUTSOURCE

配送の外注が向いている企業・向かない企業

外注を検討しやすいケース

  • 営業担当者や店舗スタッフが配送も兼任し、本業の時間を圧迫している
  • ドライバーの採用や欠勤対応が継続的な課題になっている
  • 毎日決まった店舗・営業所・取引先への納品ルートがある
  • 繁忙期だけ配送台数を増やしたい
  • 新しい配送エリア・店舗への配送を試したい

自社配送の継続が合理的な場合も

自社ドライバーが配送先との専門的なやり取りや商品説明を担当する場合、あるいは既存の車両・人員が高い稼働率で回っている場合などは、外注が最適とは限りません。全業務を一度に切り替えるのではなく、一部コースだけの委託やスポット利用から比較する方法もあります。

05 / REAL OPERATIONS

実際の企業配送では「運ぶ以外の条件」も重要

企業配送では、集荷時間や納品先だけでなく、荷受け場所、搬入口、検品の有無、伝票の扱い、納品順序などの決まりがあることも珍しくありません。

株式会社Licoraでは、アパレル商品の店舗間・百貨店向け配送、自動車部品の配送、医薬品関連の配送など、複数の業務形態を経験してきました。こうした現場では、荷物を運ぶことに加え、配送先ごとの運用を正確に引き継ぐことが欠かせません。

外注先を選ぶ際は、単純な価格比較だけでなく、次の内容を共有できるかも確認しましょう。

  • 集荷時間・納品時間と遅延時の連絡先
  • 伝票、検品、受領印、置き配不可などのルール
  • 車両サイズや積載量、温度管理などの条件
  • 誤配・破損などが発生した際の報告手順
  • 休車・欠員が発生した場合の対応

※荷物の種類や管理条件によっては対応できない場合があります。温度管理が必要な荷物や特別な取扱いが必要な品目は事前確認が必要です。

06 / HOW TO START

企業配送を外注するまでの4ステップ

現状の配送を整理する

配送先、件数、曜日、所要時間、車両、現行費用などを整理します。

外注する範囲を決める

全ルートなのか、一部の曜日・コースなのか、スポットのみなのかを決めます。

条件を共有して見積もりを比較する

待機・残業・高速料金・配送変更・欠員対応などもあわせて確認します。

必要に応じて試験運用し、運用ルールを確定する

納品先との連携や記録方法を確認し、継続運用へ移行します。

07 / FAQ

企業配送の外注でよくある質問

毎日ではなく、週に数回だけでも依頼できますか?

配送会社や案件条件によりますが、週数回の定期便や単発のスポット配送という依頼方法があります。希望曜日・時間帯・配送先を伝えて確認しましょう。

自社便と外注便を併用することはできますか?

可能です。既存の自社便を残しつつ、一部ルート、休日配送、繁忙期の増便だけを委託する方法も考えられます。

委託すれば配送に関する責任はすべてなくなりますか?

いいえ。委託後も荷主側に必要な確認や連携は残ります。事故・破損時の対応、保険、報告体制、契約上の責任分担などをあらかじめ明確にしておくことが重要です。

相談時には何を伝えればよいですか?

集荷先・納品先、配送する品物、1日の件数、希望日時、作業内容、想定する契約期間が分かると、対応可否や見積もりを検討しやすくなります。詳細が未確定でも、分かる範囲でご相談ください。

CORPORATE DELIVERY / LICORA

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