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軽貨物ドライバーの確定申告④│実際によくある失敗パターン|事前に知っておきたい注意点

はじめに

確定申告で失敗する人の多くは、
「何がダメだったか」より「何をすればよかったか」が分からないまま終わっています。

軽貨物ドライバーは、

  • 日々の業務が忙しい
  • 書類仕事に時間を割きにくい
  • 後回しでも仕事は回ってしまう

という環境にいるため、
手順が見えない作業ほど放置されやすい傾向があります。

この記事では、
これまで解説してきた失敗パターンに加えて、
**「実際に何を・どの順番でやればいいのか」**を
できるだけ具体的にまとめます。


よくある失敗を生む根本原因

失敗してしまう人の多くに共通するのは、次の3つです。

  • やることが整理されていない
  • いつやればいいか決めていない
  • 完璧にやろうとして手が止まる

逆に言えば、
やることを分解して順番を決めるだけで、
確定申告の難易度は一気に下がります。


【ここから重要】

軽貨物ドライバー向け|確定申告の実務手順


STEP① まず「今年やるべきか」を確認する

最初にやることは、
難しい計算ではなく「対象かどうか」の確認です。

  • 個人事業主として報酬を受け取っている
  • 業務委託で配送している
  • 売上や報酬が発生している

この時点で、
ほとんどの軽貨物ドライバーは
確定申告の対象になる可能性が高いと考えておいて問題ありません。


STEP② 1年分の「売上」を整理する

次にやるのは、
いくら稼いだかを把握することです。

やることはシンプルです。

  • 支払明細を集める
  • 振込履歴を確認する
  • 月ごとに売上を並べる

ここで重要なのは、「手元に残った金額」ではなく「売上ベース」で整理することです。


STEP③ 経費になりそうな支出を集める

次は経費の整理です。

いきなり判断しようとせず、
まずは 「集めるだけ」 でOKです。

  • ガソリン代のレシート
  • 高速代・駐車場代
  • 車検・整備・修理費
  • スマホ代
  • 車両リース代

この段階では「これは経費になるか?」と悩まなくて大丈夫です。


STEP④ 車両関係の支出をまとめて分ける

軽貨物ドライバーの場合、
車両費だけは必ず一度まとめて確認するのがおすすめです。

  • ガソリン
  • 保険
  • 修理
  • 車検

を一か所に集め、
仕事と私用が混ざっているかどうかを整理します。

②の記事で解説した「按分(使い方に応じて分けて考える)」という考え方がここで役立ちます。


STEP⑤ お金の流れをざっくり確認する

次に、
お金がどう動いているかを見ます。

  • 事業のお金
  • 生活費
  • 現金払い

が混ざっていないかをチェックします。

口座を分けていなくても、「これは事業」「これは生活」と自分の中で説明できる状態になっていれば十分です。


STEP⑥ 申告方法(白色 or 青色)を確認する

③の記事で解説した内容をもとに、
自分がどちらの申告方法かを確認します。

  • 白色申告
  • 青色申告

「どちらが正解か」ではなく、今の自分の状況に合っているかを基準に考えることが大切です。


STEP⑦ 作成方法を決める

申告書の作成方法を決めます。

一般的には、

  • 国税庁の確定申告書作成コーナー
  • 会計ソフト
  • 税理士への相談

などの選択肢があります。

ここで重要なのは、「一人で抱え込まない」ことです。


STEP⑧ 期限を確認して余裕をもって動く

確定申告には期限があります。

  • 書類が足りない
  • 体調を崩す
  • 仕事が立て込む

こうしたことは誰にでも起こります。

「ギリギリにやらない前提」でスケジュールを組むことが大切です。


STEP⑨ 分からない部分は「そのままにしない」

やっていれば必ず、

  • これはどう扱うのか
  • 自分の場合はどうなるのか

と疑問が出てきます。

そのまま放置せず、

  • 調べる
  • 経験者に聞く
  • 専門家に相談する

という行動を取るだけで、不安はかなり軽くなります。


ここまでやれば「失敗する確率」は大きく下がる

確定申告で失敗する人と、
毎年淡々と終わらせている人の違いは、

👉 才能や知識ではなく、手順を知っているかどうか
です。

完璧を目指さず、
順番どおりに一つずつ進めることが何より大切です。


まとめ

  • 確定申告の失敗は「何をやるか分からない」ことから始まる
  • 軽貨物ドライバーは特に手順の整理が重要
  • まずは売上・経費・車両費を分けて考える
  • 分からないところは早めに確認する

確定申告は、一度流れを掴めば、毎年同じ手順で進められます。「分かる状態」を作ることが、最大の対策です。


※注意事項

本記事は、一般的な情報提供および経験に基づく内容です。
個別の税務判断・申告については、税理士等の専門家へご相談ください。

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